なぜかいきなり本の感想〜

瓦礫の矜持

瓦礫の矜持


以下から、感想書きますよ。
でも、
「この本最高に面白かったよ!」て方は絶対読まないでください・・
隠しとくんで・・・
ではどうぞ〜ぉ・・。





・・・・うーん・・。
この人の本は基本買うんですが、(「黒を纏う紫」は未読。
あと「蝶狩り」にいたっては物語が中断したような状態、と聞いてるので未読)
そして久々に書き下ろしなので期待してたのですが・・。

どうしたのでしょう。
私が読んだことのあるこの作家の作品の中で一番面白くなかった。
諜報ものでないということをおいといても、ちょっと・・。
なんというか・・・原因と結果がはっきりしすぎてる上に、なんか浅い。
この人はお題がどうであれ、ある程度は読ませてくれるんですが・・
(諜報ものでないけど「上陸」は面白かった。最近読んで、やっぱこの人の
話面白いなあと思ったもん)

このお題を書きたい!という気合が感じられない。
その上、視点が散漫。
かなり面白くなかったですね。
思うに、ご自分の興味のあること(軍事がらみ・諜報もの関係とか)に関しては
熱く書けるんだと思うのですよ。だからこそ面白い。伝わってくるし。
でも、今回はこの作家の「これが書きたい!」てのがほとんど伝わってこなかった。
ちょっと・・いやかなりショック。
これは・・・ひょっとして、鉱物は続きを出さないんじゃなく、書けないのか・・?

これは出さないほうがよかったと思う。
こうなったら、ポンツーンの終了した連載を早く本にして欲しい。
あれが本になって、それでも面白くなかったら・・
私はこの作家を追うことを諦めてしまうかも・・
(でも、革命シリーズは完結編よまんと気がすまない!どうやって決着つけるんか気になるし)

ああ、なんかショックだわ・・