フジロック 3日目

さてさて、わすれないうちに!


えー、3日目は、TheKnackを聴きながら(ママママーイ!シャローナ!)
あふりらんぽへ。
うんと、ずっと楽しみにしてたんだけど、おっかしーな、キワモノ好きの
私のアンテナ、ここではちょいはずれたかな?いや、おもしろいし、
エネルギーあるんだけどね!なんでかな?最後までは見ませんでした。
2曲くらい? いきもの2匹が叫んでおりました。。ひー。
でもエゾでもみてみようっと。



ほんでそのまま北上してオレンジへ。THE PEACE IN LOVEPERCUSSIONS!
セネガルからいらした方々。これは絶対見たかったの。
期待を裏切らないナイスアクト!非常にピースフル!
こういうのがあるからフジって素晴らしい。しかし芸人魂を見た・・(笑)
これは説明しづらいなあ。。orgをみてくれー!写真ものってます。
また来年も来たいっていってたような。是非!
(オレンジで飲んだカシスおいしかった!。
余談ですが、これみてたとき、なんとタオルに蜂が止まってたらしく・・
全然気付いてなかったんですが、隣の男の人に指摘されて固まる。
結局そのひとが追っ払ってくれました。。ありがとう〜涙)


で、次はヘブンでbonobos
サンキューフォーザミュージックという曲がすごく好きで、
これ聴く為にいたんですが、なんと一番最後にやったという・・
(なんとというか、予想通りだったんだけど・・ね・・)
とてもよい雰囲気のライブでしたが、どうも私には微妙に合わず。
(M嬢、ごめんね・・・CD貸してくれたのに・・)
最後の一曲だけ堪能して帰ると言う何とも申し訳ない結果に。
でもよいライブだったよ。


そのあとは南下して。ソウルフラワーユニオンを1曲くらいみて、
エゴラッピン2曲くらい。野外で聴く彼女の声はいいねえー。
すかさずレッドに移動して、アクアラング。こりゃまたよかった。
ゆっくり見たかった。。
(このへん移動が忙しくって、堪能できませんでした!)
んで、そのままグリーンでくるり


実は、初くるり。意外に。
岸田君は最近メガネをはずしているね。なんか訳が?
(後輩は、それがいやで、会場で彼を見かけたら
後ろからそっと自分のメガネをかけようと、虎視眈々と狙ってたそうな・・・)
しかしあれだ、ルーキーから出世魚のようにグリーンまで。
岸田君は、フジの会場で死んでもいいと思ってるくらいフジ好きなので、
感無量だったのでしょう、やたら笑ってたような。よかったね(涙)。
この日、ドラムはクリフ・アーモンド!ってあっこちゃんと
一緒にやってる人じゃなかった!?すげーコネ。すごいね!
どうりでナイスドラム。
青い空やったときは感動。そして東京でも感動。ばらの花。大感動。
とにかく人がいっぱいで。すんごい集客力。これは・・本当にくるり
ヘッドライナーつとめる日がくるかもしれんね。
いや、よいバンドです。私岸田君て、ちょっと声不安定なイメージ
あったんだけど、そうでもなかった。
よいステージでした。グリーンおめでとうくるり
(この夜、苗プリ戻ったら廊下で立ち話してるたっしんさんと佐藤さん
みました。めっちゃ素でした。横を通り過ぎました・・・)


そのままグリーンでビーチボーイズ。ビーチおじいちゃんず。
なんだか暖かい雰囲気をお客さんから感じました・・・。
ほのぼのと30分くらいみて、アヴァロンに向かうことに。


で、ACOUSTICS GOGO
大江慎也花田裕之井上富雄という、ほぼルースターズ・・。
念のため早めにいったんですが、サヨコオトナラが終わったら、
みなすごい勢いで場所取りしだす。。
まあ、とにかくすごい人!司会の人が、「皆さん座ってください−」
っていってるんだけど、「座ってられっかよ!」とやじをとばす人も。
そんなんゆーてるまに3人が登場。わあ、はじめて見る。
私はルースターズ殆どしらないのですが、楽しめました。
客層が、年配の方が多い?と思いきや若い子もたくさんで。
これは、去年のラストライブを見た人たちなのか。だとしたらすごいな。
大江さん、アコースティックなのに自分で弦をぶちぶち切りながら
歌ってる・・・は、迫力。なんていうか、この3人の佇まいがすんごい
オーラでてました。付近からは、「大江、お帰り!」という声も飛び。
「新曲を」と言いながらやる曲もあって、期待の歓声が。
なんだか貴重なものを見ました。また見たいな。
「なんでもおまえの意のままに〜」というフレーズが印象的な曲があって、
あれよかった。です。
(このときホワイトからはブンブンの轟音が・・・
うう−あっちも気になるー!と悶えておりました・・)


しかし・・・このアクトの中盤くらいから雨が・・・
すわってじっとしてたから余計にレインスーツを侵食し・・・
かなり体が冷えた。で、そのままホワイトのマーズヴォルタに。
(このときに、屋台でマーボー丼食べたかな?おいしかった)


マーズヴォルタ


やー、なんかすごかった・・・。
しかし。。はっきり言って、構成、曲の感じ、そして奇妙なアフロ2人組と、
かなり私の好みのはずなのに、なぜかいまいちのめり込めず・・。
なんでかなー?と思ってたんですが、どうも、体が冷えて寒かったのが
原因だったのかも。帰ってからCD借りたらやっぱ好みな感じやったし。
にしても、客の盛り上がりたるやすごかった。
日本の客は高度だなあ。この長い曲・・どこで終わってるかわからん曲で
こんなにも盛り上がる。しかも、やってることは割に難解だと思うのに。
いやーいろんな意味ですごい。そしてドラムすごかった・・・。何者?
体があったまった環境で見たかったです・・(泣)
レインスーツの重要性を思い知りました・・。
もったいないことをした・・。


シガーロス


そしてそのままホワイトでシガーロス
私は、この人たちの滅多にない貴重なインタビューを、
SNOOZERで読んでから、すごくみてみたかったので、フジで見れることは
本当にラッキーでした。この人たちを3日目のトリにするとは
すごい・・。だって、踊れたりする音楽じゃないもんね・・。
それでも、これだけの集客。ホワイト人でいっぱい。
普通、やっぱフジの〆は(クロージングでプライマルが控えてたとはいえ)
みんな騒いで終わりたいだろうに、その客をこれだけ集めるってのはすごい。


さて、肝心のライブですが。orgをみても、だいぶ
レポの文章量が少ないのですが、さもありなん、
言葉では表現できないライブでした。
野外で、山に響く、彼らの音楽は、言葉では表現できない。
みな、微動だにせずステージをみている。
もうなんというか、この世のものではない感じ。
私は3日間いろんなものをみて、ベストアクトは他にあるのですが、
何日たっても思い出すのが、このシガーロスの歌の、残響なのです。
これはもう本当に、口ではいえない。
わあ、本当にギターの弦をヴァイオリン(?)の弓で弾いてる・・
(本物に感激)
しかし、最後まで聴けませんでした。(残り2曲を残したところで
プライマルにいったかな・・)
なぜなら、この人たちの音楽はただでさえ体感温度を下げるので・・
その時私は、マーズヴォルタから引きずってる寒さで、ちょっと限界でした。
レインスーツは依然濡れていて。なのに微動だにせずにみてるから・・。
泣く泣く(ほんとうに後ろ髪を引かれながら・・何度も振り返ってしまった)
グリーンに戻りました。シガーロスを最後までみていたら、おそらく
グリーンまでの道が大混雑になることは予想できたので、
それを見越した行動でもあったのですが。


そんなこんなでグリーンに戻り、プライマル。
殆ど聴いたことがないのですが、最後だからか死んだ足も復活v
ぴょんぴょん跳ねて、終わりました・・・!
楽しかった!!
ああ。。。3日間が終わってしまった・・。友人と顔を見合わせ、
「3日間お疲れ様!」。
寂しいな・・と思いつつ、引き返すときに、苗場食堂から音が・・。
あ!まさか赤犬まだやってるのか・・・!と、
「ちょっと寄っていっていいー?」。見ることに。
でも、人多すぎて!全然みれない!けどなんとか木につかまりつつ
音だけ・・・。
なんか全裸ブギ(?)とかやってた・・(笑)
でも!!問題はそっからです。


赤犬唯一のラブソングをやります」
といって始まった曲。それは・・・

「ユーエヌシーオー!U・N・C・O!!」


こ・これは!噂のうんこの歌−!!(笑)
これなのね!聴きたかったの!(それもどうか)
嬉しくて、とまどいつつも叫んでしまった嬉しそうに。。
「うんこがすきだぜー!」と。。
ふと横を見ると、ひいている友人の顔・・・。
こんなに楽しそうに叫んでる私。。あう。


帰り道・・・
「どーしよう!!シガーロスも何もかも吹っ飛んで、うんこの歌しか
頭にないよ!!」
と苦しみながら、(また簡単な音階・フレーズだから、余計に頭に残る・・)
なんとか他の曲に切り替えようと必死になる私たちがいましたとさ・・・。
なんちゅ−〆や!3日間の大トリがうんこの歌。。。うえーん!


ああ。。。。
でも楽しかった。
夢の国だったわ。初フジ。
決めた。来年も行くから!
って、もう2日目の土砂降りの中、「来年は・・」と考えてたので、
もうすでに心は決まってたんだけど☆


本当に楽しかった。しんどいのなんて全部飛んでいった。
ありがとうフジ−。ありがとう苗場ー。
また来年!


(そして、フジ後記に続く。。)